4月26日、ジェイダイト・ライド有限責任事業組合、アスラテック、三精テクノロジーズ、BRAVE ROBOTICSらは、乗用人型変形ロボット「J-deite RIDE(ジェイダイト・ライド)」の試作機を公開しました。
■遠隔操作も可能な2人乗り


「ジェイダイト・ライド」は、二足歩行で移動可能な人型(ロボットモード)と、車輪走行で移動可能な車型(ビークルモード)に変形できる、全長約4メートルのロボットです。最大2人まで搭乗可能で、操縦方法は運転席での操作のほか、無線での遠隔操作も可能です。
また、独自の変形機構などロボットのハードウエア設計・開発はBRAVE ROBOTICSが行い、変形の動きや二足歩行、車輪走行などロボットの動作はアスラテックのロボット制御システム「V-Sido(ブシドー)」で実現しています。
「ジェイダイト・ライド」は、変形ロボット建造プロジェクト「Project J-deite」の一環として2015年6月より開発が始まりました。その後2016年11月には、株式会社BRAVE ROBOTICS、三精テクノロジーズ株式会社、アスラテック株式会社の3社により、「ジェイダイト・ライド」の建造などを目的としたジェイダイト・ライド有限責任事業組合(ジェイダイト・ライドLLP)が設立され、以降、ジェイダイト・ライドLLP により開発が進められ、今回初公開されました。
■デザインはガンダムの大河原邦男氏が担当


そして、デザインは、「タイムボカンシリーズ ヤッターマン」「機動戦士ガンダム」「装甲騎兵ボトムズ」などのメカデザインで知られ、また数多くの変形ロボットのデザインも手掛けたメカニックデザイナーの大河原邦男氏が担当しました。
さらに、「ジェイダイト・ライド 」は、2018年4月28日から5月6日までツインリンクもてぎ(栃木県茂木町)で開催されるイベント「ゴールデンウィーク・ドキドキフェスタ~働くクルマ大集合~」での一般公開(5月5日限定)を皮切りに、11月に米国フロリダ州で開催される世界最大級のアトラクション関連トレードショー「IAAPA Attractions Expo 2018」などに出展する予定となっています。
■アミューズメントパーク向け変形ロボット型遊戯機械の開発を開始

また、三精テクノロジーズは、「ジェイダイト・ライド」の開発で培ったロボット変形テクノロジーを活用し、「変形するゴーカート」や「園内パレードでの変形デモンストレーション」など、アミューズメントパーク向けに変形ロボット型遊戯機械の事業化に向けた開発を進めていきます。
なお、ジェイダイト・ライド有限責任事業組合は、「ジェイダイト・ライド」に関して協賛企業を募集しており、協賛する企業は、展示やプロモーション、イベントでの実演などに「ジェイダイト・ライド」を活用できることになります。
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コメント
コメント一覧 (5)
なお、変形構造による強度低下、整備性悪化、コスト上昇と、いいことが無いのがつらい。
人型になって一人だけでも乗れたら最高やな
他部署だけどこんど会ったら弄ってやろ
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