スズキは18日、「ジムニー」と、「ジムニーシエラ」の新型の概要を専用サイトにて公表し、7月の正式発表と発売も予告しました。3代目になる現行モデルは、1998年にデビューして20年目となる異例の長寿命モデルとなっています。そして、それを象徴するかのように、今回オープンした専用サイトにも、「20年の熟成を重ね、いま生まれ変わる」というコメントが冒頭を飾っています。
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新型ジムニー、公開されている詳細
新型ジムニーは、従来型同様に、直列3気筒660ccターボチャージャーエンジンを縦置きに搭載。全車拭く変速機付きのパートタイム4WDで、5MTか4ATを用意しています。また、強固なラダーフレームとリジッドアクスル式サスペンションといった、これまでのジムニーのDNAは継承されています。グレード構成は「XC」、「XL」、「XG」の3グレードとなります。
そして、ジムニーをベースにトレッドをワイド化し、1500ccエンジンを搭載する小型車新型ジムニーシエラも、ジムニー同様に4WDのみの設定で、5MTか4ATを組み合わせています。シエラのグレードは「JC」と「JL」の2つのグレードが用意されます。
XGの主な装備
・運転席・助手席SRSエアバッグ
・SRSカーテンエアバッグ
・フロントシートSRSサイドエアバッグ
・マルチリフレクターハロゲンヘッドランプ
・エアコン
・フロント2スピーカー
・16インチスチールホイール
XLの主な装備(XGにプラス)
・フロントマルチリフレクターハロゲンフォグランプ
・フルオートエアコン
・キーレスプッシュスタートシステム
・電動格納式リモコンドアミラー
・スモークガラス
XCの主な装備(XLにプラス)
・デュアルセンサーブレーキサポート
・LEDヘッドランプ
・ヘッドランプウォッシャー
・クルーズコントロールシステム
・LEDサイドターンランプ付ドアミラー
・16インチアルミホイール
大きく変わった安全装備とボディカラー
安全装備は新型になって大きく変化したものの一つであり、単眼カメラとレーザーレーダーでクルマや歩行者を捉え、自動ブレーキによって衝突を回避または衝突時の被害軽減を図る「デュアルセンサーブレーキサポート」は、XCに装備、XL・XGにメーカーオプション設定されます。
安全装備は新型になって大きく変化したものの一つであり、単眼カメラとレーザーレーダーでクルマや歩行者を捉え、自動ブレーキによって衝突を回避または衝突時の被害軽減を図る「デュアルセンサーブレーキサポート」は、XCに装備、XL・XGにメーカーオプション設定されます。
グレードによる装備内容は「JL」がジムニーの「XL」。「JC」が同「XC」に外用し、タイヤサイズがともに15インチとなります。
ボディカラーの多さも新型の特徴で、合計9色が用意され、最上級グレードのジムニー「XC」とジムニーシエラ「JC」は、ブラックの2トーンルーフも選べ、ジムニー「XC」は、ルーフとボンネットをブラックにした、ブラックトップ2トーンも設定されています。
まとめ
新型となったジムニー/シエラは、従来型以上に角ばったボディとなっており、生まれ変わったというよりは、先祖返りといったような箱型を突き詰めたエクステリアになっています。
また、安全装備など、時代が要求するものは取り入れても、縦置きエンジンレイアウトやラダーフレーム。そしてリジッドサスペンションなど、新しいものが全ていいわけでじゃなく、変える必要はないものは変えない。その姿勢こそがジムニーであり、ひょっとすると、何も変えたくなかったのではないかとさえ思ってしまうほどの、でも、まったく新しい、この新型となったジムニー/シエラ、とんでもなくヒットする予感がします。
新型となったジムニー/シエラは、従来型以上に角ばったボディとなっており、生まれ変わったというよりは、先祖返りといったような箱型を突き詰めたエクステリアになっています。
また、安全装備など、時代が要求するものは取り入れても、縦置きエンジンレイアウトやラダーフレーム。そしてリジッドサスペンションなど、新しいものが全ていいわけでじゃなく、変える必要はないものは変えない。その姿勢こそがジムニーであり、ひょっとすると、何も変えたくなかったのではないかとさえ思ってしまうほどの、でも、まったく新しい、この新型となったジムニー/シエラ、とんでもなくヒットする予感がします。
コメント
コメント一覧 (16)
もちろん昭和の無塗装バンパーのDXグレードとかは
大好きだったけど、この車はそういう系統ではないだろう。
解散w
こういう絶滅種のカクカクした箱型には頑張ってほしい
ネットじゃ絶賛されてるがニワカは止めておいた方がいいぞ。
元々はそういうクルマやぞw
前期型(3型)は途中で高級路線の特別仕様グレードが売れたんで通常グレードにも塗装バンパーあったけど、初期型や2期型なんて樹脂製ですらなかった
カラーバンパーが欲しいなら1年もしたらランドベンチャーとかの特別仕様車出るから待っとけ
ジムニーも既にMTは3割以下やぞ
クルマ好きはともかく、雪国や最低地上高が必要な未舗装路を走らざるを得ない、生活必需品としてジムニーが必要な一般人はラクな方選ぶ
それでも国産車の9割以上がATなのに7割のジムニーは凄いけど
作る方向なんだろ。
スズキの方針として価格は高くできない、安売りメーカーに見られないようにプレミアム感は
出したい、満足度は与えたい…となると展開を増やしたオンリーワン戦略になるわけよ。
新型はもうちょい乗り心地向上してるんじゃないかね
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